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2011年5月26日木曜日

小さな…

鳥が、家の窓か壁にぶつかってベランダに倒れていました。
「ばんっ!!」
と音がしたと思って外を見たら仰向けになり、一瞬口がぱくっと開いたかと思うと、その後全く動かなくなり目も閉じたままです。
どうしていいものか分からず、でも、助けたい気持ちでうろうろすることしかできません。
仕事中のダンナ様にメールをしたり、以前アルバイトをしていた活動センターに問い合わせてみたり、お友達にメールをしてみたりもしましたが、仕事中のこの時間で、でも一刻を争うこの状況に返事は期待できず、結局、何もできないまま時が過ぎています。
 カラスに食べられたらかわいそうなので、念のため野生の鳥なのでビニール袋で触って家の中に入れ、胸の辺りを押したりもしてみましたが、生き返る訳もなく、ビニール袋の上で横たわったままです。
 家に入れた時点ではまだ温かく柔らかい状態で、なんとかしてあげたい!という思いがあっても、何もできない自分の無力さを感じます。
 以前の職場でも似たような経験がありました。巣から落ちてしまった雀の赤ちゃんを保護し、その時も、大型の鳥に食べられてはとケージに入れ入り口は開けて外に置いておきました。親子の絆が強いのか、常に近くに母親らしい雀がいて、人間がいなくなると、危険を冒してケージに近づいたりしていました。でも結局、北海道の春は、夜になると冷え込むので室内に入れても、えさがなく、母親のぬくもりがないところで命をつなぐことはできませんでした。
自然に過剰に手を加えてはいけないのですが、目の前で起こるとやはりなんとかしたいと思ってしまいます。

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